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網入りガラスと熱割れ

こんにちは、スタッフMです。
広島県内でも花火大会が各地で開催されて、夏の楽しみが増えましたね。
人ごみの中で花火を見ていると、海沿いの眺めの良いマンションに住んでいる人が
羨ましくなりますね

 

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昨日、事務所ビルの1階の割れていた窓ガラスを交換しました。

→ 1時間足らずで  →


一般的に使用されている網入りガラスですが、
この網入りガラス、扱いにちょっと注意が必要です。

 

網入りガラスは、中に金属製の網が入っているのですが、
ガラスと網の膨張係数が違うため、熱に弱くひびが入ってしまうことがあります。
この現象を熱割れといいます。

 

網入りガラスを使用している窓に太陽があたると、ガラス表面の温度が上がりますが、
窓枠サッシに隠れているガラス部分はあまり温度に変化がありません。
ガラスの中央部分、網、サッシに隠れたガラスの部分各々の膨張係数が違うため
耐久範囲を超えると割れてします。

熱割れ対策としては、ガラスに熱を篭らせないことが大事です。

 

×窓ガラスの内側に紙やシートを貼ったり、ペンキなどを塗る。
×ストーブ等の放射熱を直接網入りガラスに当てる。
×窓ガラスに陰をおとすこと。

 

上記の様なことはしてはいけません。

目隠しフィルムを貼るのも、フィルム部分の日射吸収率が高くなるため避けてくださいね。

正しい使い方を知ることが、快適な生活へと繋がります。